問題は曖昧な制作動機
「なんとなく持っておきたい」という動機では過去の失敗を繰り返すだけ
・「ホームページになにかうちの会社の情報を載せておけば、誰かが見てくれて連絡がくるかもしれない。インターネットを利用しないのはもったいないから」
・「うちの会社になにかで興味を持ってくれたお客様がホームページを探してみたら、ホームページを持っていないというのはもったいない。せめて連絡先だけでもいいから載せておくとそこから事業が広がっていくかもしれないから」
上のような動機でホームページを制作する方は、いまだに後を絶ちません。
これまでのインターネットビジネスはこのような動機でホームページを制作しては失敗を繰り返してきました。
よく聞く動機だと思いますが、いったいこの動機の何が問題なのでしょうか?
過去の動機の最大の問題は「ホームページを成功させるという意識がない」こと
これらの動機の問題点は、「ホームページを成功させるという意識がないこと」です。
企業経営において、成功しなくても良いものというのはあるでしょうか?
企業活動の一環としてホームページを制作するならば、そのホームページは成功しなければ意味がありません。しかし、冒頭に示した動機には成功させるという視点はまったくなく、とにかく作って置いておく事が重要という動機です。
このような曖昧な動機でホームページ制作を続けてしまったのは、ホームページを現実の戦略ツールとして捉えることをしなかったからです。まことしやかなインターネット神話を聞いて、とにかく持つことが利益につながるかもしれないという期待感とインターネットビジネスは少ない投資で済むという安心感も後押しをしました。
企業活動であるからには、当然利益につながらなくてはなりません。「利用しないのはもったいない」というあまりに短絡な動機で、ホームページを制作することが間違いであることは過去の事例が証明しています。前述のような動機ならば、ホームページを制作するべきではないのです。
しかし、「無いよりは有るほうがいいんじゃないか」という言葉も良く聞きます。
ホームページに関してはどうなのでしょうか?
お客様に「気に入られないホームページならないほうがいい」
残念ながら、ホームページに関しては「無いよりは有るほうがいい」は当てはまりません。
ある調査の結果では、実際に閲覧してみて「気に入らなかったホームページは2度と訪れない」と解答したお客様は全体の「68%」にもなったというのです。当然、この「気に入らなかった」という感覚は、そのホームページを運営している企業に対しても向けられます。
ということは、お客様に気に入られないホームページを作ることは企業イメージのマイナスにすらなりうるのです。ですから、ホームページに関しては、お客様に「気に入られないホームページならないほうがいい」が正しいのです。
正しい動機は、「戦略的にホームページが必要で、成功させる必要がある」
ただ、なんとなく「無いよりは有るほうがいい」で制作したホームページが企業イメージを悪くしてしまうというマイナスの可能性も踏まえた上で、それでも「戦略的にホームページが必要で、成功させる必要がある」ということだけが、動機として正しいのです。
冒頭のような曖昧な動機でホームページが制作され続けてしまったのには、原因があります。
その原因とは、「ホームページを現実のものと考えていなかったこと」です。
インターネットという仮想現実の中にある「なんだかわからないが、すごい効果があるらしいもの?」という曖昧な認識が、企業を曖昧な動機によるホームページ制作に走らせ、結果「何ができるのか?」「何がしたいのか?」「企業経営にどう役立てるのか?」といった観点がなく、とりあえず、「型通りの会社案内=ホームページ」だったのです。
勘違いしないでください、私共は「会社案内=ホームページ」がいけないと言っているのではありません。考えて作られた「会社案内ホームページ」が、営業職数人分もの活躍をしてくれているという事例は多数あります。
問題なのは、「ホームページを制作するための動機に現実的な視点がないこと」なのです。
では、いったどうすれば曖昧な認識を改め、ホームページを現実のものとして認識できるのでしょうか?
次では、ホームページを現実的な視点で見るために、視点の切り替え「ホームページ君を雇う」についてお話します。
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